SSブログ

シレトコスミレ~地の涯に咲く孤高のスミレ~ [高山植物]

今年の夏山遠征山行は、1年ぶりに北海道に行ってきました。それも、最果ての世界遺産”知床”に咲くシレトコスミレ(硫黄山周辺に咲く特産種)に出合う山旅です。尾瀬仲間のてばまるさんと事前に打ち合わせて、北海道の尾瀬仲間のMIURAさんに積雪の状況を聞いて開花時期を7月の第一週と予想し、格安早期割引航空券に宿の予約に、硫黄山の入山手続きなど一つ一つ準備をしました。
硫黄山登山を7月7日に決定し、織姫と彦星が出合う様にシレトコスミレとの出会いを願うだけでした。しかし、直前に「稜線のシレトコスミレは、開花が早く既に終わっている。」との情報が入り、天候と同様に曇天・霧の不安を抱えての入山した。
でも、シレトコスミレは期待を裏切らず遅咲きの個体が僕らを待っていてくれました。
今回は、僕が撮ったシレトコスミレを紹介します。
山行記録は、MIURAさんのブログに詳しくUPされているのでそちらをご覧いただければ幸いです。
P7071648.jpg
↑硫黄沢の上部のガレた砂礫地に咲いていました。
このシレトコスミレは、最初に見た花で感慨深いものがあります。
E-M5 ZD12-60/2.8-4.0SWD
P7071687.jpg
↑時折降った雨の滴が花弁に乗っています。白に中心部分の黄色が映えます。
E-M5 ZD50/2.0Macro
P7071704.jpg
↑殆どの個体が、早咲きの花が種になっていました。種と花のコラボも良いものです。
背景を茶色の岩にして白い花弁が映えるようにしてみました。
E-M5 ZD50/2.0Macro
P7071693.jpg
↑何とかして、花が複数ある株を・・・と言うことでMIURAさんが見つけてくれました。
E-M5 ZD50/2.0Macro
今回は、稜線に咲くシレトコスミレを見ることができなかったので、シレトコスミレと知床の峰々の
情景を撮ることができませんでした。何時か、このような光景を見てみたいものです。
そして、硫黄山で見たかったもう一つの花もGETしました。
P7071686.jpg
↑それは、メアカンフスマです。北海道でも、名前由来の雌阿寒岳と
知床半島にのみ咲く貴重な花です。
硫黄山 2012年7月7日 シレトコスミレ

nice!(9)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 9

コメント 3

てばまる

僕が最初に見つけたのはしおれた花でしたが、次に見つけたの新鮮な花でした。 でもこれ相棒が見つけてくれたのです。感謝です。 このあと目が慣れてきたのか次々に1本立ちのものを見つけることが出来ましたね。


by てばまる (2012-07-10 22:54) 

kyon2

てばまるさん
最初に見つけたのは、萎れた花だったのでもうだめか!と思いました。
でも、次々と開花株を見つけて良かったです。花はなくとも多くの株が認められたので、後世は安心ですが、硫黄沢の砂礫の流出が心配されます。
by kyon2 (2012-07-11 22:39) 

Cialis reviews

沒有醫生的處方
cialis generic availability http://cialisvipsale.com/ Cialis generico
by Cialis reviews (2018-04-14 02:44) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。