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青空とキスゲと燧ケ岳と三本カラマツと・・・・(7月16日尾瀬沼) [尾瀬]

今年の尾瀬のキスゲの最盛期は天候不順が続いていて青空とキスゲの光景を見ることは半ば諦めていましたが、運良く7月16日に休みをとっていたところに晴れたのでラッキーでした。ただ、キスゲの群落は沼尻とのT字路付近から大江川の左岸側のみで、大江川の右岸側は寂しい状況となっていました。それでも、福島県の夜間パトロールのお陰で鹿の食害のキスゲが目につくことがありませんでした。少しずつですが以前の様に、大江湿原を覆い尽くすような黄色い絨毯の希望がもてました。
撮影機材;E-5およびE-M5:ZD12-60/2.8-4.0SWD,ZD50-200/2.8-3.5SWD
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↑う~ん?キスゲの群落は一部のみです。でも、連日の悪天候で久しぶりに燧ケ岳が顔を見せてくれたようです。
雲が好い感じ!
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↑ピーカンじゃなく、青空に適度に雲があって盛夏!の尾瀬~って感じです。大江川の右岸側にキスゲが無いのでこのような構図になってしまいます。でも、青空、キスゲ、燧ケ岳、三本カラマツ、贅沢は言えません。
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↑尾瀬沼側に目を向けると色とりどりの夏の花がニッコウキスゲを引き立ててくれます。(う~ん、絞らずに試行錯誤しましたが嫌味な二線ボケはとれませんでした。)
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↑木道を彩るキスゲ。
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↑早朝と異なり、晴れの天候で一気に開花が進んだようです。
ZD50-200/2.8-3.5SWDは、結構二線ボケの出現率が高いのが難点です。
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↑燧ケ岳上空に新潟県側からどんどん雲が増えてきました。黄色いキスゲにカキツバタの紫が好い感じです。
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↑鹿の食害にあっているキスゲは、この写真の個体以外に去年と比べて殆どありませんでした。
星の撮影には向きませんが、夜間パトロールご苦労様です。
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↑ウィシュ!のキスゲを見つけました!!(二線ボケのでないレンズはできないのでしょうか?)
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↑ブログの鏡と近いところから撮ってみました。う~ん、まだまだですなぁ!
hidamariさんの話だと、大江湿原のキスゲが咲いていないところ(特に大江川の右岸側)は、湿原の乾燥が進んでいるためにキスゲの姿が消えていると専門家が話していると言っていました。しかし、大江湿原より乾燥(草原化)が著しく進んでいる霧降高原や車山高原でもキスゲの群落がありますので、その話は説得力がないな~と思います。鹿の食害、湿原の乾燥化どっちでも良いです!どちらにしても、大江湿原を覆い尽くすようなキスゲの大群落をもう一度見たいです。

マクロレンズで寄ってみました。に続きます。

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コメント 4

てばまる

やはり、燧ヶ岳との組み合わせがよいですね~ 展望テラスのキスゲは週末くらいが見頃かな~? 

車山や霧ヶ峰はたしかに湿原でないのにいっぱい咲いてますから乾燥化はさほどの影響はないかもしれませんね~ やっぱり急激に減ったのはシカかな・・・
by てばまる (2013-07-19 00:05) 

hidamari

やっぱりいろんな条件があるでしょうけど、
シカの影響なら、今群生しているところも同じように減ると思いますので
それだけではないと思います。
これから、調査が行われるという話も聞きますので、
今後も様子を見ていきたいですね~!!
by hidamari (2013-07-19 20:02) 

kyon2

てばまるさん
週末は天候も安定しているので”ウズウズ”しているなら精神安定上、行っちゃえ~が吉です。(笑)
急激なキスゲの減少は明確な原因は、複合的な要素が高いのでしょうか?でも、鹿の食害が一番の要因と思います。
by kyon2 (2013-07-19 22:43) 

kyon2

hidamariさん
鹿は、意外と匂いに敏感なので、人や他の獣の匂いが強いところには近寄らないようです。北欧では、その性質を利用して、獣の毛を撒いて牧草の食害を防止している様です。どちらにしても、尾瀬の自然を後世に残すためにも原因を解明して、専門家に解決策をお願いしたいところです。
by kyon2 (2013-07-19 22:46) 

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