2015年の至仏山・尾瀬ヶ原始め【2】 [尾瀬]
4月29日の朝は、1時に目覚ましをセットしましたが、0時に目が覚めてそのまま起きて山の鼻小屋を出発です。就寝する夜の8時頃は高曇りでしたが、今は満天の星空で、月が至仏山の右肩に沈んでいきます。
ヘッドライトの明かりで至仏山の森林限界付近(1700m)を目指して急斜面の雪面をガツガツと登っていきます。前日の至仏山登山の疲れが残っていて休み休みゆっくりと登りました。それでも、1時間ほどで森林限界を抜けて至仏山の稜線に到着です。流石稜線!冷たい風が通り抜け、残雪の急斜面は凍っています。
早速カメラ機材を準備して、撮影開始です。レンズヒータを直ぐにスイッチON。今回は、魚眼レンズのZD8/3.5+ライブコンポジット専用にE-M1を通常撮影様にE-M5ⅡM.ZD12/2.8の気合いが入った2台体制です。流石に三脚2本背負っての至仏山登山は体にこたえました。
でも、満天の星空に大満足の星空観賞でした。また、コンポジット撮影中は、冷たい氷の斜面に仰向けに寝て頭上に広がる星に宇宙の中の尾瀬を感じ、背中もお尻も冷たさを感じました。
↑天の川とさそり座が至仏山の肩に沈んでいきます。あ!飛行機が横切ったので「残念」撮り直しです。
E-M5ⅡM.ZD12/2.0 ISO1600 S30 f2.0 ライブバルブモード
↑尾瀬ヶ原方向は、左にカシオペアが輝き天の川とはくちょう座が輝きます。
E-M5ⅡM.ZD12/2.0 ISO1600 S30 f2.0 ライブバルブモード
↑北斗七星が至仏山の左肩に輝いています。手に撮るように近いです。
E-M5ⅡM.ZD12/2.0 ISO1600 S30 f2.0 ライブバルブモード
↑ライブコンポジットで星を流して見ました。
E-M5ⅡM.ZD12/2.0 ISO1600 S20 f2.0 20分ライブコンポジットモード
↑魚眼で満天の星空を表現してみました。今年発売のF2.8の魚眼レンズが待ちどうしいです。
E-M1 ZD8/3.5魚眼 ISO1600 S40 f3.5 80秒 ライブコンポジットモード
↑空が明るくなってきました。E-M5ⅡM.ZD12/2.0 ISO1600 S30 f2.0 ライブバルブモード
↑消えゆく満天の星たちを魚眼レンズで。E-M1 ZD8/3.5魚眼 ISO1600 S30 f3.5 ライブコンポジットモード
↑消えゆくカシオペアとブルーアワーの空、雲海がうごめく尾瀬ヶ原が印象に残りました。
E-M5ⅡM.ZD12-40/2.8PRO
↑日出の時刻が近づいてきました。尾瀬ヶ原の雲海が激しく動き始めました。
E-M5ⅡM.ZD12-40/2.8PRO
目覚めの尾瀬ヶ原に続きます。
森林限界付近までは残雪なので2時間以上かかったのでしょうか、三脚2本とはびっくりです。さそり座からいて座の銀河が良いですね、30秒でしっかり写りますね。
by pulsar (2015-05-01 22:12)
pulsarさん
研究見本園の登山口から、森林限界までは、標高差300mで約1時間弱で着きました。逆に残雪なので、急勾配を直登でガンガン標高を稼ぎました。
pulsarさんの星の写真が楽しみです。
by kyon2 (2015-05-01 22:41)
残雪期はほぼ直登ですよね。ただ夏道と違って段差が少ないのでアイゼンがあれば逆に楽だと思います。
三脚2本は気合い入りすぎですぅ(^-^;)
燧ヶ岳の左上にアンドロメダ銀河がしっかり写ってますね。
朝のドラマはどうなのか楽しみです。
by てばまる (2015-05-02 00:21)
てばまるさん
森林限界までは、本当直登ですよね。場所を選ばず突き進むと、余りに直登すぎて、厳しい斜面もありました。
朝の情景は、僕的には感動と寒さで痺れました。
てばまるさんの期待に添えるかわかりませんが、今夜UP予定です。
by kyon2 (2015-05-02 17:40)