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2013年の夏山遠征~立山・剱御前 [山行・登山用具]

今年(2013年)の夏山遠征で、8月11-12+13日で、立山・剱御前+秘湯巡りの旅に行ってきました。狙いは、2800m級の稜線から見る満天の星空と流れ星観賞です。ただ、この登山計画(小屋や旅館の予約)を決めた後で、剱岳で植物写真家の新井和也さんが亡くなったので追悼登山にもなりました。
立山は、トロリーバスやロープウェイなどの乗り物で、お金は掛かりますが2500mの森林限界まで容易に登れるので、酷暑を避けた夏山バカンスには最適な地であります。
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↑出発点となる扇沢では、黒部ダム50周年記念フェアーを開催中です。扇沢から室堂まで往復8,800円!楽をするにはお金が掛かります。
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↑黒部第四ダム(通称、黒四ダム)では、観光シーズンの放水中です。この虹は太陽の位置関係で午前中だけ見られます。
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↑室堂に着きました。観光客の混雑を避けてみくりが池~雷鳥沢を目指して歩きます。ハート形のみくりが池と雷鳥坂、別山乗越の先にある剱岳は雲の中です。
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↑室堂では、雪解けの遅い雪田ではチングルマやイワカガミが咲き、雪解けの早い所では、せり科の仲間やウサギギクなどが咲き春と夏の高山植物を一度に楽しめるのが好いです。
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↑雷鳥荘で早めの昼食を済ませて、雷鳥沢テント場から雷鳥坂の直登経由で剱御前小舎を目指します。今年は、何処の山域でもコバイケソウの当たり年の様です。コバイケソウの当たり年は、5年に1回のサイクルと言われています。今回は、バカンス登山なので、必要最低限の登山用具の携帯ですが、逆に☆撮影用に重たいレンズも追加しているので意外とザックは重いです。
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↑剱御前小舎に到着です。受付を済ませて、辺りを散策です。小舎の周りは、トウヤクリンドウが咲き始め北アルプスの稜線は夏から秋に向かっていることが実感されます。※燧ケ岳のトウヤクリンドウが気になりました。
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↑散策の前に喉が渇いたので、室堂や雷鳥沢の俯瞰をつまみにビールで乾杯です!やっぱり、酷暑を避けての稜線バカンスは正解でした。下界の暑さが嘘のように涼しい?ジャケットを着ないと寒いです。ただ、剱岳は恥ずかしがり屋なのか?雲の中でした。小舎の人の話では、最近は天気が不安定で剱岳は見えないことが多いようです。
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↑しかし!願いが通じたのか?晴れ男の神通力なのか?「真打登場」で剱岳の主峰が雲間から現れました。小舎の話によると剱岳の主峰が見られたのは数日ぶりだそうです。高山植物が趣味なので、岩稜の山には登ることは無いでしょうが、その荒々しい山容がカッチョイイです。
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↑陽が西に傾き始め、荒々しい岩稜を赤く染めていきます。刻々と変わる素敵な情景にここにいる幸せを実感します。
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↑日本海の雲に太陽が沈みます。太平洋側で生まれ育った僕には、山以外に沈む太陽は新鮮です。
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↑稜線を流れる雲が夕日で赤く染まります。なんて素敵な光景でしょう。
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↑雲が太陽を覆い被して、不思議な光景となりました。
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↑陽が沈み、小屋の状態になると三日月が出現しました。小舎の窓ガラスの夕映えが綺麗です。このまま晴れてくれれば、満天の星空観賞です!
今日の宿泊は、意外と少なくて12人の部屋に6名でゆとりある宿泊となりました。1人当たりの布団も北アでは広いので良い感じです。

次回は、感動の満天の星空にペルセウス座流星群に続きます。
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↑次回予告:剱岳と天の川とカシオペヤ座とペルセウス座と小さい流れ星の数々。(飛行機も幾つか混ざっています。)

夏山バカンスなぅ [山行・登山用具]

酷暑を避けて、剱岳の眺めの良い稜線の山小屋で夏山バカンスです。剱岳は、恥ずかしがりやなのか?まだ、雲の中です。ただ、予報だと、夜は晴れなので、ひと足早い流星を見たいと思います。写真は、稜線の山小屋に行く道中の眺めです。
願いが通じたのか?剱岳の夕景が見られました。微妙な夕焼けサイコ〜。

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知床 硫黄山における地獄の紹介 [山行・登山用具]

今日は、7月7日に登った知床の硫黄山山行における幾つかの難関(地獄.cてばまる)がありました。基本的に北海道の山は、本州のアルプスのように登山道の整備は行き届いていません。かつ、山小屋もありませんので、本州の山行と比較して厳しくなりますかが、数年わたって歩いてきた大雪山と異なる点(地獄)を紹介します。
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↑登山口から展望台までの樹林帯は、ヒグマとの出会いが多い”熊地獄”です。LX-3
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↑旧硫黄採掘地~新噴火口は、硫黄臭がする硫黄地獄です。ただ、僕は、硫黄臭の硫化水素系は嫌いではないので、吸引温泉を楽しみました。嫌いな人には正に地獄でしょう。
ただ、濃度の濃い硫化臭素は無臭となるので匂いがあるのは安全な証拠です。LX-3
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↑次は、北海道の山の定番!ハイマツ地獄です。大雪山でも五色岳で物凄いハイマツ漕ぎを
経験していますが、何処までも続く急斜面のハイマツ地獄に堪えました。
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↑硫黄沢の下部の泥枝地獄です。雪渓に閉じ込められた枝に泥がびっしりとこびり付いて服装、ザック何もかもが泥だらけになりました。おまけに枝を払おうとして口に泥が入る始末!精神的に参りました。この泥で汚れたズボンは洗っても落ちず結局廃棄することになりました。LX-3
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↑硫黄沢上部に出現した砂利雪渓地獄です。雪渓の上に砂礫が堆積してこんもりとした山になっており、玉砂利で歩きにくく最後に体力を消耗しました。LX-3
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↑それでも、幾つもの地獄を乗り越えた後には、シレトコスミレが咲く天国がありました。
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6月中旬の上高地で出合った花たち [山行・登山用具]

6月中旬(2012.6.18)の上高地の花と言えば、レンゲツツジですが、今日はレンゲツツジ以外に出合った花の一部を紹介します。
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↑ベニバナイチヤクソウです。最盛期でした。
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↑マイヅルソウです。これも最盛期で薄暗い林床で咲いています。
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↑雪解けが遅れていたのでしょうか?遅咲きのツバメオモトです。
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↑こちらも遅咲きのイワカガミ。
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↑咲き始めのゴゼンタチバナ。
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↑オオバミゾホオズキは咲き始めで蕾の個体が多かったです。
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↑キバナノコマノツメかなぁ?スミレの同定は難しいです。
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↑ツボスミレも最盛期で沢山咲いていました。
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↑下向きに咲いていた??の花ですが、可動式液晶で拡大表示のMFで撮りました。
着いてて良かった!可動式液晶を実感します。
他にも沢山の花と出合いました。
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レンゲツツジ咲く上高地ハイク(2) [山行・登山用具]

田代池のレンゲツツジと穂高連峰!観光案内でよく見る光景です。ただ、レンゲツツジのピークにはちょっと早かった感じで、少しボリューム不足気味でした。
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↑尾瀬の様に手前にレンゲツツジがないのでちょっと間が抜けた感じです。が、背景の穂高連峰が
神々しいです。
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↑望遠レンズで寄せてみました。
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↑急に雲間から日が差し始め、新緑が輝きました。
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↑田代池の沢沿いのレンゲツツジはまだ蕾でした。残念!
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↑河童橋から左側を見ると北アルプス唯一の活火山、焼岳です。
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↑河童橋から右側を見ると上高地の鉄板風景!梓川と穂高連峰です。
もう、ここでは、右見て~左見て~交互に見て~状態です。
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↑でも、混雑必至の河童橋より、人気が無く静かに穂高連峰が見られる小梨平がお勧めです。

上高地で出合った花たちに続く


新緑とレンゲツツジ咲く上高地ハイク(1) [山行・登山用具]

6月17、18日に日本秘湯を守る会のスタンプ帳コンプリート(10個)によるご招待クーポンを利用して、新緑の上高地を歩いてきました。登山も考えましたが、今回は温泉旅行を中心におまけで新緑と赤いレンゲツツジが彩る上高地ハイクにしました。
大正池でバスを降り、河童橋まで新緑を楽しみながらのお気軽ハイクです。
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↑最近は、冬と秋に上高地を訪れているので、新緑を見るのは数年ぶりです。
17日は、悪天候でしたが18日は数日ぶりの快晴だそうです。
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↑雲が多いですが、何とか吊尾根を見ることができました。
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↑大正池から田代池に向かいます。前日の大雨の影響を受けることなく水は澄みきっています。
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↑山からの雪解け水が大正池に流れていきます。
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↑田代池が近くづくと新緑に赤いレンゲツツジが目に入ります。
レンゲツツジは、ちょうど見頃で田代池と吊尾根の光景が期待されます。
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↑田代池では、新緑と果穂が膨らみだしたサギスゲに赤いレンゲツツジの彩が好い感じです。

続く

山で使えるihoneアプリを試してみた。 [山行・登山用具]

最近、携帯電話をihoneに変更しました。とりあえず、山で使えるアプリを試してみました。
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↑山で使うアプリとしては、GPSアプリでしょう。色々考えて「やまやまGPS」なるアプリを使ってみました。
このアプリは、国土地理院の地形図を購入(ちょいと高価)して使え、写真撮影に必要な日の出日の入り
も表示できるのがいいです。ただ、常時GPSを起動させておくとバッテリーの消費が大きいので、予備バ
ッテリーの携帯は必須です。
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↑高尾山のスミレハイクでは、文一出版の「スミレ」の電子図鑑がスミレの同定に活躍してくれます。
重い図鑑を持たなくても良いですし、検索機能が使えるので紙ベースの図鑑より使い勝手はいいです。
また、文一出版では、新井和也さんの「日本の高山植物400」も電子図鑑化されるようなので、今から
楽しみです。
後、星の観察にはiステラも素適なアプリですし、ロープワーク、応急手当など色々使えるアプリが満載です。
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↑ただ、ihoneは防水ではないので、山行では防水ケースに入れて携帯する必要があります。
(ボケボケ写真ですみません。)

常念岳~お盆の夏山行(2) [山行・登山用具]

常念小屋で、生ビールで喉を潤した後は、近くを散策しました。散策の後は、雲上の月光浴を楽しむために、夕食後は早めの就寝です。
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↑高山植物の女王!コマクサが咲き残っていてくれました。
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↑常念小屋と常念岳
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↑常念小屋をアートフィルターのジオラマで撮って見ました。邪道と言う人もいますが、アートフィルターは、撮影を楽しむ良いツールと思います。
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↑夕焼けは、雲が多くダメでしたが、月が昇る頃には満天の星空の下で、月光浴を楽しみました。
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↑常念岳でご来光を待ちます。息をのむような綺麗な黎明に感動です!(16:9撮影モード)
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↑神々しい日出です。(16:9撮影モード)
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↑朝陽が槍・穂高連峰を目覚めさせます。
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↑常念小屋と槍・穂高連峰のスカイライン!雲ひとつないピーカンの青空です。朝食後は、常念乗越から携帯電話でタクシーを予約して下山します。auの携帯電話は、常念小屋では圏外ですが、乗越まで行けばアンテナが立ちます。ちなみに、小屋の電話を利用すると100円かかります。
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↑名残惜しいですが、槍・穂高連峰に別れを告げて下山開始です。(16:9撮影モード)
今回は、夏お盆1泊2日の常念岳の往復でしたが、次は燕岳~常念、蝶ヶ岳の縦走も行ってみたいです。

常念岳~お盆の夏山行(1) [山行・登山用具]

夏のお盆山行で、NHKの朝のドラマ”おひさま”で話題?の常念岳に8/13-8/14で行ってきました。不安定な天候でしたが、雨に降られること無く、雲上の星空と朝焼けを満喫できました。(ちなみに、kazuは仕事でお休みで、参加していません。)
全ての撮影は、E-PL1 M.ZD14-150/4.0-5.6にて撮影しています。
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↑登山口の一の沢の相談所です。ここで、登山計画書を提出します。
山好きなおっちゃんから教えてもらった富士山が見える場所では、ガスていて肉眼ではちょびっと見えましたが、写真では写っていませんでした。
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↑相談所では、登山者には嬉しい塩分補給の食料が無料で振舞われています。
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↑さあ!登山開始です。一の沢から胸突八丁までは、沢沿いに登ります。
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↑胸突八丁の手前から晩夏の花々が迎えてくれました。
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↑咲き始めのオオバギボウシ。
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↑センジュガンピは最盛期で沢山咲いています。
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↑胸突八丁まできました。ここからが、本格的な急登となります。
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↑シモツケソウやマルバダケブキ、ソバナなど夏の花が疲れを癒してくれます。
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↑ハクサンオミナエシも見頃でした。
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↑オヤマリンドウも咲き始めていました。
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↑標高もぐっと上がって、常念岳がまじかに見えてきました。
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↑ナナカマドも赤い実をつけています。
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↑今日は、雲が多く展望も悪いので、常念岳は翌日に登ることにしました。
そうとなれば・・・・・・・?!
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↑生ビールで乾杯です!北アは、生ビールが飲めるので好いですなぁ!!

その2に続く


花の山!伊吹山(2) [山行・登山用具]

西遊歩道は、良く整備されているものの、石灰岩の砕石で作られているので濡れていると蛇紋岩と同じくらいつるつる滑りますので、慌てず足元に注意して歩きました。

山頂からの帰りは、中央遊歩道の最短ルートで駐車場に戻りました。駐車場に戻ったころに雨脚が強くなり、車内に入った直後に豪雨になりました。前が見えないほどの豪雨の中を運転して、伊吹山を後にしました。

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↑メタカラコウは、背が高くなるので目立ちます。

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↑霧に包まれるヨツバヒヨドリの群落。

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↑伊吹~の名のついたイブキトラノオが咲いていました。

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↑雨の雫があるので寄ってみました。う~む?マクロレンズを持ってくればよかった!

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↑オオバギボウシが咲き残っていました。

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↑ナデシコジャパン記念ということで、カワラナデシコを撮っておきました。

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↑遊歩道の脇には、ツリガネニンジンが最盛期です。

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↑花びらが変わった形なのでイブキフウロでしょうか?

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↑小さな花のフウロなので、ヒメフウロでしょうか?

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↑展望の無い山頂に到着です。長居は無用なので、トイレに行って下山開始です。

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↑ドライブウェイで下山中に沢沿いに赤い花の群落が目に入りましたので、車を降りて確認すると、キツネノカミソリでした。しべが長く突き出しているので、この固体は、オオキツネノカミソリでしょうか?


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